Berliner Philharmoniker, Ferenc Fricsay – Beethoven: Symphony No. 3, Piano Concerto No. 3, Overtures – Mozart: Concert Rondos [2 SACDs] (1957-1959/2020) [SACD ISO]

Berliner Philharmoniker, Ferenc Fricsay - Beethoven: Symphony No. 3, Piano Concerto No. 3, Overtures - Mozart: Concert Rondos [2 SACDs] (1957-1959/2020) [SACD ISO] Download

Berliner Philharmoniker, Ferenc Fricsay – Beethoven: Symphony No. 3, Piano Concerto No. 3, Overtures – Mozart: Concert Rondos [2 SACDs] (1957-1959/2020) [SACD ISO]
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:03:14 minutes | 4,94 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Deutsche Grammophon / Tower Records Japan – PROC-2265/6

フリッチャイの強固な意志で貫かれた至高の「英雄」と、同郷のアニー・フィッシャーとの名演「ピアノ協奏曲第3番」他を世界初SA-CD化!オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

フリッチャイがDGレーベルに残したベートーヴェンの交響曲録音のうち、ステレオで収録された「第9番」(PROC2104)と、「第5&7番」(PROC2194)に続いて、最後を飾る「第3番」を含む一連の録音を、今回SA-CDハイブリッド盤で復刻します。第3番「英雄」に加えて、元々は初出時に「第9番」とのカップリングであった「レオノーレ序曲第3番」と、1957年に録音された「フィデリオ」全曲盤より抜粋した序曲も併録しました。さらにDISC2には、同郷のアニー・フィッシャーとの共演である珠玉の「ピアノ協奏曲第3番」他を、LP初出時のオリジナル・カップリング通りに収録しました。

DGでのフリッチャイのベートーヴェンは、アメリカ・デビューを果たした全盛期とも言える1953年にBPOと録音(1&8番)を行って以来、病の兆候が現れた1957年(9番)を経て、病と闘いながら胃と腸の手術を受ける直前までレコーディングを行っていた1958年10月(3番)、そして新たに翌年開場予定のベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督として新たな一歩を踏み出そうとした1960年10月(7番)、最後に指揮活動を断念する直前の録音である1961年9月(5番)まで、彼の残したオペラのいくつかと並び、真に賞されるべき遺産です。これまでも通常CD のVintage +plusシリーズでベートーヴェン以外も多く取り上げてきており好評をいただいておりましたが、SA-CD化された音源ではさらに一歩踏み込んだフリッチャイの音楽観を確認することができます。

ハンガリー生まれの名女流ピアニスト、アニー・フィッシャーとの共演においては、溌溂とした表現力と細部にわたる集中力に圧倒されます。後にソナタ全集で評価されたときと同様に、楽譜の読みの深さと集中力の長けた演奏であり、フリッチャイのサポートも見事です。1957年のステレオ初期の録音でありながらも、立体的なピアノと見通しが良いバックのオケが適切なスケールで再現されています。

今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、山崎浩太郎氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第21弾は、計3タイトルを発売いたします。構成数 | 2枚

合計収録時間 | 02:03:14

【曲目】
<DISC1>
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 《英雄》、
2. 同:《レオノーレ》序曲 第3番 作品72b、
3. 同:歌劇《フィデリオ》序曲 作品72
<DISC2>
4. 同:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
5. モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのコンサート・ロンド ニ長調 K.382
6. 同:ピアノと管弦楽のためのコンサート・ロンド イ長調 K.386

【演奏】
アニー・フィッシャー(ピアノ)(4)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1,2)、
バイエルン国立管弦楽団 (3-6)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)

【録音】
1957年6月 (3)、12月3日(4)、1959年6月26,28日(5,6) ミュンヘン、ヘルクレスザール
1958年9月30日(2)、10月6日-13日(1) ベルリン、イエス・キリスト教会

【原盤】
Deutsche Grammophon

【Remaster】
DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 12/ 2019 2019年に本国のオリジナル・アナログ・マスターテープより最新リマスタリング

【Original Recordings】
Recording Producers: Otto Gerdes (1,2,4-6), Hans Weber (3)、 Balance Engineers: Werner Wolf (1-4), Gunter Hermanns (5,6)、
Editors: Gunter Hermanns (1-3), Helmut Elbl (4), Rolf Peter Schroeder (5,6)

【First LP Release】
138 038 (1), 138 003 (2), 138 390 (3), 138 087 (4-6)

Tracklist:

Disc 1
Beethoven – Symphony No.3 in E-flat major, Op. 55 “Eroica”
01. I. Allegro con brio (15:40)
02. II. Marcia funebre (Adagio assai) (15:30)
03. III. Scherzo (Allegro vivace) (6:25)
04. IV. Finale (Allegro molto) (12:48)
Beethoven – Overture “Leonore No. 3”, Op. 72b
05. Overture “Leonore No. 3”, Op. 72b (14:22)
Beethoven – Fidelio, Op. 72: Overture
06. Fidelio, Op. 72: Overture (6:25)

Disc 2
Beethoven – Piano Concerto No. 3 in C minor, Op. 37
01. I. Allegro con brio (16:12)
02. II. Largo (9:40)
03. III. Rondo. Allegro (9:13)
Mozart – Concert Rondo for Piano and Orchestra in D major, K.382
04. Concert Rondo for Piano and Orchestra in D major, K.382(9:31)
Mozart – Rondo for Piano and Orchestra in A major, K.386 – Ed. Alfred Einstein
05. Rondo for Piano and Orchestra in A major, K.386 – Ed. Alfred Einstein (7:29)

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