Münchner Philharmoniker, Rudolf Kempe – Brahms: Symphonies Nos. 1-4 [3 SACDs] (1974-1975/2020) [SACD ISO]

Münchner Philharmoniker, Rudolf Kempe - Brahms: Symphonies Nos. 1-4 [3 SACDs] (1974-1975/2020) [SACD ISO] Download

Münchner Philharmoniker, Rudolf Kempe – Brahms: Symphonies Nos. 1-4 [3 SACDs] (1974-1975/2020) [SACD ISO]
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:53:11 minutes | 6,94 GB
Genre: Classical | Publisher (label): BASF / Tower Records Japan – ATKSA1003/5

ケンペ最晩年のブラームス:交響曲全集を最新復刻。ケンペの境地が最高の形で結晶した名盤が、過去最高峰の響きで蘇る!未亡人公認の復刻。オリジナルマスターを彷彿とさせるかつてない響きを再現。世界初SA-CD化!

亡くなる約2年半前から半年前にかけて収録された、ケンペの代表作のひとつである名盤。ブラームスはベルリン・フィルとも交響曲全曲を録音していましたが、2曲はモノラル録音であったため、全曲では唯一のステレオ録音です。元々BASFレーベルで収録された、晩年のケンペとミュンヘン・フィルによる貴重なセッション録音。様々なレーベルの盛衰と共にオリジナル・アナログマスターテープは消失してしまったため、今回はオリジナル盤の旧発売元から提供されたマスターを使用して製品化を行いました。これは現存するマスターの中で最良の状態のものとなります。さらに丁寧なマスタリングを施し最大限の音質改善を図りSA-CDハイブリッド盤として復刻。音質に恵まれてきたとは決して言い難いこの名盤が、今までにない鮮度で蘇りました。
ケンペは伝統や古いしきたりに影響されない、まさに「音楽の自然法則」に則って開放的な音楽作りを行ってきた指揮者であり、このブラームスにおいては特にその姿勢と成果が最大限に発揮されている、といって良いでしょう。そのため、このブラームスは発売以来、代表作のひとつとして多くの支持を得てきました。第1番では落ち着いたテンポながらも推進力が強固で、一気呵成に聴かせます。また、この全集中最も音質的にも演奏的にも最高と言える第2番は白眉であり、第3番では確かな構成力と前進する勢いにケンペならでは美学を感じます。そして、全集中最初の録音である第4番では、コントロールの行き届いた適格な指揮が非常に魅惑的。どれも傾向が同じという訳では決してなく、曲の本質を掴み、楽譜からの自然は発露によって音楽が生じているというのが、特に高音質においては顕著に理解できると思います。しかしながら録音面においてはLPでも硬質で不明瞭な印象があり、CD時代でもいくつかの輸入盤ではその状況は同じでしかも解像度が悪いなど、状態が良くない状況が続きました。約10年前XRCDでは過去最高といって良いほどの明瞭な音質で復刻されましたが、今回、最新でさらに1歩進み、潤いが増した滑らかな音質を目指してSA-CD化を行いました。収録場所は同じながらも、曲によって録音状態はそれぞれ異なっていましたが、最新マスタリングには、ALTUSの新技術〈High sampling overtone〉を採用。音質に恵まれてきたとは言い難いケンペの名盤が、過去最高峰の響きでSA-CDハイブリッド化されます。
(1/2)<マスタリングに関して>
マスタリングにあたっては、Altusレーベルの新しい技術である〈High Sampling Overtone〉を積極的に採用しています。これは録音時もしくはデジタル化の際に起こりうる音質劣化、またはマスターテープそのものの経年劣化などの要因により「失われてしまった倍音成分」を復活させるもので、イコライジングで高域を強調するのとは違い、元となる音色の倍音のみを持ち上げる技術です。いくつかの帯域でポイントを探り、倍音を加え、本来の響きに近い理想的な効果が出るように調整を行いました。これにより高音域の硬さが取れて音の粒立ちが際立ち、透明度の高い広がりのある響きを獲得しました。その効果はCD層でも十分に感じられるでしょう。SA-CD層で聴くとより一層こまやかな表情となり、自然な倍音の響きを楽しむことが出来ます。

<今回の音源発売にあたって>
独Profil社のギュンター・ヘンスラー氏を通して、ルドルフ・ケンペの未亡人であり権利者であるコルドゥラ・ケンペ氏に連絡を取り、音源の使用許可を得ました。コルドゥラ・ケンペ氏からは以下のコメントを頂戴しております。
「この録音は私自身がミュンヘン・フィルの団員として演奏していた時期のものです。レコーディング・セッションにも参加しており、私にとっても非常に大切な、思い出深い録音です。音楽を愛する方々がこの貴重な音源を再び聴けるようになるのは、まったく望外の喜びです」
※夫人は1969年よりヴァイオリニストとして、またオーケストラ最初の女性奏者の一人として、ミュンヘン・フィルに在籍。ケンペ指揮によるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの一連の録音にもすべて参加していました。
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Tracklist:

Disc 1
Symphony No. 1 in C minor, Op. 68
01. I. Un poco sostenuto – Allegro (13:32)
02. II. Andante sostenuto (8:52)
03. III. Un poco allegretto e grazioso (4:51)
04. IV. Adagio – Più andante – Allegro non troppo, ma con brio – Più allegro (16:16)

Disc 2
Symphony No. 2 in D major, Op. 73
01. I. Allegro non troppo (16:04)
02. II. Adagio non troppo – L’istesso tempo,ma grazioso (9:34)
03. III. Allegretto grazioso (Quasi andantino) – Presto ma non assai – Tempo I (5:12)
04. IV. Allegro con spiritoo (9:07)
Variations on a Theme by Joseph Haydn, Op. 56a
05. Thema, Chorale “St. Antoni”: Andante (2:05)
06. Var. I: Poco piu animato (1:08)
07. Var. II: Piu vivace (0:56)
08. Var. III: Con moto (1:48)
09. Var. IV: Andante con moto (1:49)
10. Var. V: Vivace (0:53)
11. Var. VI: Vivace (1:08)
12. Var. VII: Grazioso (2:30)
13. Var. VIII: Presto non troppo (1:0

Disc 3
Symphony No. 3 in F major, Op. 90
01. I. Allegro con brio (9:36)
02. II. Andante (8:07)
03. III. Poco allegretto (6:04)
04. IV. Allegro – Un poco sostenuto (9:01)
Symphony No. 4 in E minor, Op. 98
05. I. Allegro non troppo (12:23)
06. II. Andante moderato (11:08)
07. III. Allegro giocoso (6:39)
08. IV. Allegro energico e passionate (9:44)

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