Wiener Philharmoniker, Karl Böhm – Bruckner: Symphonies Nos. 3 & 4 [2 SACDs] (1970-1973/2021) [MCH SACD ISO]

Wiener Philharmoniker, Karl Böhm - Bruckner: Symphonies Nos. 3 & 4 [2 SACDs] (1970-1973/2021) [MCH SACD ISO] Download

Wiener Philharmoniker, Karl Böhm – Bruckner: Symphonies Nos. 3 & 4 [2 SACDs] (1970-1973/2021) [MCH SACD ISO]
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:04:50 minutes | 5,01 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Decca / Tower Records Japan – PROC-2316/7

ベーム没後40年企画。
ウィーン・フィルとDECCAに収録したブルックナー2曲を集成。
第3番は世界初SA-CD化。ベーム円熟期の最高の名演を、高音質で最新復刻!
第4番含め、あらためてオリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

若い時期からブルックナー演奏を行っていたカール・ベーム(1894-1981)が満を持して1970年にステレオでウィーン・フィルと収録を行った「第3番」と、この曲の代表的な名盤として名高い1973年録音の「第4番」をカップリングしました。うち「第4番」は2004年に市販のSA-CDシングルレイヤーで発売しており、その後のSA-CDハイブリッド盤でもこの時のデジタル化音源が使用されていますが、今回の復刻ではあらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから最新でデジタル化を行っておりますので、マスター音源は従来とは異なります。また、「第3番」は今回初めてのSA-CD化です。尚、当シリーズではこれらのDECCA音源の後にDGでウィーン・フィルと録音された交響曲第7番と8番(2019年9月にPROC2224)を、SA-CDハイブリッド盤で復刻済です。
ベームは1934年に就任したシュターツカペレ・ドレスデンの総監督時代の初期に既に第4番と第5番を録音しており、演奏会でもブルックナーを多く取り上げてきました。しかしながらヨッフムやカラヤンのように録音機会には恵まれず、セッション録音はあまり残されていないのが実情です。このDECCA録音も結果としてはレーベルによるウィーン・フィルとのブルックナー交響曲全集の一環と位置付けられるとは言え、ベームのパートとなった2曲は他の指揮者を大きく引き離す充実振りです。特に「第4番」は当時のウィーン・フィルの力量とベームの円熟期、そしてDECCAによるアナログ録音の完成期という要素も加わり、稀に見る名演奏・名録音として、多くのブルックナー録音の中でも名声を得ました。そして、1890年最終稿であるノーヴァク版の「第3番」は、ベームの特質が発揮されたまさに筆舌に尽くし難い出来で、特にこの稿での第2楽章の美しさは絶品です。ベームの本質的な堅牢さとウィーン・フィルの柔軟な表現が聴く者の心を打ちます。これまでSA-CD化されていなかったのが信じられない程の名演で、この「第3番」は少なくともブルックナー・ブームの初期を牽引してきた数少ない名盤のひとつと言えるでしょう。(1/2)今回の復刻ではリストは本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。制作するにあたり、英国のCLASSIC SOUND社でかつてのDECCAのエンジニアの手によって、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上でダイレクトにDSD変換を行い、このシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、広瀬大介氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第26弾は、計3タイトルを発売いたします。(2/2)

Tracklist:

Disc 1
Symphony No. 3 in D minor
01. I. Mehr langsam, Misterioso (22:06)
02. II. Adagio, bewegt, quasi Andante (14:51)
03. III. Ziemlich schnell (6:58)
04. IV. Finale: Allegro (12:51)

Disc 2
Symphony No. 4 in E-flat major – “Romantic”
01. I. Bewegt, nicht zu schnell (20:13)
02. II. Andante quasi allegretto (15:33)
03. III. Scherzo (Bewegt) – Trio (Nicht zu schnell. Keinesfalls schleppend) (11:08)
04. IV. Finale (Bewegt, doch nicht zu schnell) (21:10)

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